親から子どもへお年玉あげるのは常識?もらったことがない私の意見
親から子どもへのお年玉あげるかあげないか。
え?あげない人いるの??って感じの人もいると思いますが、あげるのが常識なんでしょうか?
実は私は一度も親からお年玉をもらったこがありません。
ってことで今回は親から子どもへのお年玉あげるのが常識かについて考察したいと思います。
親から子どもへのお年玉は常識かどうか調べてみた
インターネット上で親から子どもにお年玉をあげる人とあげない人の割合を調査してみました。
お年玉を子どもにあげない親の割合:21%(回答者458名)
お年玉を子どもにあげない親の割合:35%(回答者72名)
お年玉を我が子にあげる人・・・43人(74%)
お年玉を我が子にあげない人・・・15人(26%)
大体7〜8割の親が自分の子供にお年玉をあげてることがわかりました。
あげるのが普通で、あげない人は少数派ということですね。
また理由も見ていくとこんな感じでした。
親から子どもにお年玉をあげてる人の意見
- 自分ももらってたのであげるのが当たり前だと思ってた
- 自分はもらってなくて悲しい想いをしたので自分の子供にはあげてる
- あげないという考えがなかった
- 親があげるのが基本で親戚その他はオプションのようなものだと思ってた
- 核家族で親戚も少ないので親があげなきゃ子どもがかわいそう
- お年玉は1年に1回だけの子供の楽しみなんだからあげるべき
- 逆になぜあげないのか気になる
親から子どもにお年玉をあげてない人の意見
- 自分も親からもらってなかったのであげないのが普通だと思ってた
- 親戚がたくさんいてお年玉をたくさんもらえるのでわざわざ親からあげる必要性感じない
- 親戚が多くて他の子供にあげるお年玉だけでかなりの金額になり自分の子供の分まで用意できない
- 親は子供に誕生日とクリスマスにプレゼントをあげてるのでそれで十分
あげる人にとっては、自分も親からもらっててそれが当たり前だと思ってたし、親が子供にお年玉をあげないことに違和感を感じてる人が多かったです。
逆にあげない人は自分ももらってなかった人が多く、それが当たり前だと思ってたから別に寂しいとかも思ってなかった、という人も多いです。
親から子へのお年玉はあげる人にとってはあげるのが当たり前、あげない人にとってはあげないのが当たり前、という感じですね。
だから逆の人を見ると、「え?なんで??」と思ってしまう人もいるようです。
親からお年玉を一度ももらったことがない私の意見
私は親からお年玉をもらったことがありませんでした。
お年玉どころかお小遣いすらもらったことがありませんでした。
そんな私としては、お年玉については親からもらえないのが普通だと思ってたので当時は何とも思ってなかったです。
でも今のスマホ世代の子供にとってはちょっとどうかなと思います。
親が子どもにお年玉をあげるのが普通かどうかは簡単に調べられますし、友達の話を聞けばもらってる人が多いことには気づくでしょうし。
そうすると、「なんでうちの親はお年玉くれないんだろう…。」と親に対して疑念を抱いてしまうのも無理はないでしょう。
私も何度か「なんでうちの親はお年玉くれないんだろう…。」と思ったことはありますが、そもそもうちの親はお小遣いすらくれない人だったので仕方ないと諦めてました。
逆にお小遣いをくれないことについては今でも結構恨んでますが笑
親がお小遣いをくれないので私にとってはお年玉が唯一のお小遣いでした。
だからそのお年玉を毎年何に使うかを必死で考えてて、
- 誕生日・・・ゲームAを買う
- クリスマス・・・ゲームBを買う
- お年玉・・・貯金しておいて来年のお年玉も合わせてゲームCを買う
こんな感じで計画立ててたりしましたね。
毎月のお小遣いがないので貴重なお年玉を何に使うかはかなり悩みました。
うちの親はお小遣いは必要な時だけ渡せばいい、という考えでしたが、じゃあゲーム買って、と言っても買ってくれないので私はほとんど一度も親からお小遣いをもらえませんでした。
妹とか姉とかは友達を遊ぶのに必要だからとたびたびもらってましたが、私は友達いなくてゲームばかりしてる子だったのでゲーム以外いらないし、でも親がゲームに理解がないからゲームは誕生日かクリスマスにしか買ってくれないし…。
完全に不公平だったので何度か親にお小遣いをくれるよう訴えましたが、頑固でドケチな母親を説得することはできませんでした。
ちなみにうちは3人兄弟でしたが、父親が公務員だったので別に経済的な余裕はあるはずでした。(一度父親の給与明細見たら年収800万超えでびっくりした)
最終的にうちの母親は頭が悪いのでダメだと諦めました。
これからの時代、親から子どもへのお年玉は必須になる
で、話をお年玉に戻します。
私はこれからの時代は、親が子どもにお年玉をあげないといけないと思います。
理由は2つあります。
核家族化
その一番の理由は核家族化です。
少子化が進んでて親戚が少ないのでもはや親がお年玉あげないと子供が満足な金額のお年玉をもらえないことになるからです。
昔は親戚が多かったから親があげなくても結構な金額になってましたが今はそういうわけにはいきません。
親があげるお年玉が子どもにとって一番大事なお年玉になるでしょう。
他の子がもらってるのに自分だけもらえない疎外感
そして理由の2つ目がこれです。
調査結果では7〜8割でしたが、やはりほとんどの子供が親からお年玉をもらってるわけです。
自分だけもらえてないことに気づいたら子どもは不条理だと考えて親を憎むか、悲しくなるはずです。
もちろん過去の私や他の方の意見にあるように、もらえないのが当たり前だと思ってればなんとも思いません。
でも今はインターネット検索やSNSで情報を見る、友達に聞くなどして、もらってる人が多いことに非常に気づきやすい状況です。
みんなもらってるのに自分だけ貰えてないと知れば、子供は必ず「なんで??」って思います。
そこで親があげない理由をきちんと子どもが納得するように説明できるならいいですが、できないならあげるべきでしょう。
ちなみに私が親からお小遣いをもらえなかったことに対して思ったことでいうと、子どもを信用してないことに一番ムカつきましたね。
必要な時しかお小遣いをあげないってことは子供に自由にお金を使わせない、ということです。
小学生ならまだわかります。
でも中学生とか高校生とか分別がついてて、お金の使い方くらいわかってくる年齢になっても未だに必要な時しかお小遣いをあげないってのはおかしいと思いました。
ただ親がドケチなだけで、子供のことを全く考えてないなと。
子どもがもらったお金を何に使うかは子供の勝手です。
その自由をいつまで経っても与えようとせず、結局最後までお小遣いをくれなかった親には失望したというか、呆れました。
まぁ今はうちの親はバカだから仕方ないって思えますけどね。
お年玉を子供に渡さず全額貯金してしまう親もいますが、こういう親もやってることはうちの親と同じですね。
貯金させたい親の気持ちはわかりますが、お金の使い方を学ばせるためにも、子どもの自立心を育てるためにも、ある程度の年齢になったらお年玉としてもらったお金はちゃんと子供に渡すべきだと思います。
子どもの意志を奪う、自由を奪う親は子供の成長の可能性を狭めるだけです。