独身・子なしでもお年玉はあげる? あげる人の割合と理由まとめ
独身ならお年玉はあげなくていい?
いやいやお年玉は独身とか子なしとか関係ないでしょ!
どっちが正しいんだろう…。
自分は独身だけど兄弟が2人結婚してそろそろ甥っ子や姪っ子が生まれそうな状況にいる私としてはこれはかなり気になることです。
ってことで今独身・子なしの人に子供のいる夫婦にお年玉をあげるかアンケートをとって調査してみました。
その結果をまとめたので独身の方や子なし夫婦の方はぜひ参考にしてください。
独身・子なしでお年玉をあげる人の割合
独身または子なし夫婦の人100人に、子持ち夫婦の子供に対してお年玉をあげるか聞いてみた結果・・・
あげる・・・69人
あげない・・・31人
年収と関係あるかもと思って年収も聞いてみました。
独身でお年玉をあげる人の年収
0・・・2人
200万以下・・・8人
200〜300万・・・9人
300〜400万・・・5人
400〜600万・・・6人
600〜800万・・・1人
800万以上・・・1人
平均年収・・・334万(32人)
独身でお年玉をあげない人の年収
200万以下・・・8人
200〜300万・・・8人
300〜400万・・・7人
400〜600万・・・1人
600〜800万・・・1人
平均年収・・・282万(25人)
子持ち夫婦でお年玉をあげる人の世帯年収
200〜300万・・・6人
300〜400万・・・7人
400〜600万・・・9人
600〜800万・・・10人
800万以上・・・3人
平均年収・・・552万(37人)
子持ち夫婦でお年玉をあげない人の世帯年収
200〜300万・・・1人
300〜400万・・・1人
400〜600万・・・3人
600〜800万・・・1人
平均年収・・・480万(5人)
お年玉をあげる・あげまいと年収には完全に相関関係がありますね。
やはり年収が少ない人はお年玉をあげる余裕がないからあげない、という人が多いのでしょう。
あげる人はなぜあげるのか、あげない人はなぜあげないのか、理由も聞いてみました。
独身・子なしなのにお年玉をあげる理由
- 単純に身内の子供が可愛くて、一緒に成長を見守りたいと思っているので毎年あげてる
- 親戚で集まる際に自分達だけあげない訳にもいかない、という義務感のようなものもあるから
- お正月などに親戚の子供に会う機会があればお年玉は礼儀として渡します。直接合わない場合は渡しません。
- 自分が子供の頃してもらったことを誰かにするというのは自然な流れだと感じ、渡している。
- お年玉は気持ちであげるものであり、こちらの立場(独身)は関係ないと思うから。
- 結婚して子供を作るという社会人としての一種のノルマを全うしていないという罪悪感を少しでも払拭したいという思いから
- 大人になると子供にお年玉をあげるのが当たり前という風習が根付いてるのかあげないと思ったことがない
- もし自分に子供ができた場合、相手も同じことをするだろうと思うので先を見据えた上であげるようにしている
- 周りの独身の義兄弟があげてるので私もあげてます
- 姉と義兄の肩身が狭くならない為の配慮であげてる
- お祝いや年始の恒例行事として純粋にあげたいから。お返しを期待しているわけでもない。子どもの喜ぶ顔を見ると少しでもいいからあげたいと思う。
- お年玉やお祝いは子供の成長を願ったり、記念したりするもので、自分達夫婦に子供がいる、いないは関係ないと思っているから
- 自分達には子供がいない分、将来年金などで養ってくれるのは他人や親せきの子供のため、お年玉やお祝いなどの機会は無視できない。
- 子供の喜ぶ顔が見たいし、見れたら自分も幸せな気分になるから
- 「子供にはお年玉をあげるものだ」という地元で育ったので、自分に子供がいるかいないかは関係ありません。
- お年玉やお祝いをあげる境界はその夫婦と私達の親密さによります。仲の良い友人ご夫婦や、親族の夫婦でお子様がいるのであればあげたい気持ちになります。
- 一言で言うなら、義理だから。お正月に子連れの夫婦に会ってお年玉をあげないことに違和感を感じる。
- お返しがないからあげない、というのは違う気がします。
- お年玉は元来子供に与えるため、自分に子供が居ないから与えないは本質的におかしいと思います。
- 親戚付き合いの一環として周りが渡しているから渡しているというのが正直なところです。
- 自分が小さい頃も子供のいない親戚の方からお年玉を頂いた経験があるので。
- 自分に子供がいないことが、他人の子供にお年玉をあげない理由にはならないと思います。
- 自分が子供の頃して貰っていたことなので成人してからは他の子にも返していくだけだと思っています。
- タイミングよくお正月後に会うことになった場合のみあげますが、日本の昔からの風習として仕方ないように思うためです。
- 仲の良い友人夫婦には日頃の感謝の意味も込めてお年玉を渡すようにしています。
- 純粋に、そのご夫婦、そしてお子さんに対して新年のお祝い、今年もよろしくねの意味を込めてあげたいと思うからです。
- 自身が幼い頃、お年玉をもらうことがとてもうれしかった記憶があり、時代は変わってもその気持ちに変わりはないと思うから。
- 本音としては渡したくないなぁ…という気持ちはあるが、仕方ないと割り切るようにして子ども本人に渡すことにしている。
- 気持ちであげるのであげないはありません。
- みんなあげてる中、なんでくれないの?ってなるのと、子供が可愛くてあげたくなってしまうからあげます。
- 自分達も子供の頃独身の親戚から頂いていたので、その頃の恩を返すつもりであげています。実際のところ定期的に会うので、渡さないわけにもいきません。本心ではあげたくありません。
- 自分にもし子供ができた時に今あげておけば自分の子供にも貰えるので知り合いに子供がいる場合は渡しています。
- 親せきなどの子供へは親せき付き合いの一つとしてお祝いなどもあげます
独身・子なしなのにお年玉をあげない理由
- 自分の子供でもないのでお年玉をあげる理由がありません。親戚でも、血が繋がってなければあげる必要性はないと思うからです。お年玉は、親や祖母などがあげるものだと思ってます。
- 自分の生活で手一杯で、よそにお金を使う余裕がないから。
- 近くに子どものいる夫婦がいないので、会いに行く場合、交通費や宿泊費等、お年玉以外の費用も発生して負担が大きいから。
- あげる理由が特にないから。
- あげてもよいと思ってはいるが、新年に会う機会が今のところあまりないから
- 自分に子供がいないので、こちらはもらうことは一切無いうえに子供はもらうのが当たり前みたいな雰囲気があるのがちょっと嫌だから。
- 個人的な事情として、収入が少ないためです
- 親戚に子どもがいますが、遠くに住んでいるので会うことが無く、ほとんど顔を合わせることが無いのでお年玉をあげることはありません。もしも近くに住んでいたのなら、やはりお年玉をあげると思います。
- 僕は独身だから祝われることはないのでひたすらお金を吸いとられるばかりだと思うからお金を出すことはしない。なので何かしらの用事を作ります。
- お年玉を一度あげてしまうと、毎年会うたびに渡さないといけなくなってしまうから。総額になると、かなり痛い出費になるから。周りにそういった人が少ないので、あげることは滅多にないです。相手もこちらの環境をよく知ってるので、求めてはこないです。子どもが苦手なので、子どもの話をされない為にもあげていません。あげたくなるほど、かわいらしい子どもに出会えていないからというのもあります。
- お正月はお互いにおめでたいもの。こちらがお年玉をあげると「お返しどうしよう」と思われるのではないかと思って、迷惑になっては困るのであげません。
- 身近に子どものいる夫婦があまりいないから。
- お年玉をあげるのは自分の親族?だけかなと思います。友達の子供には出産祝いまであげるとおもいます。
- 自分のところに子どもがいないので、こちらがもらえる機会がないから。
- 以前あげたこともあるが、相手の夫婦に相当気を使わせたようでお返しがきた。そういう気遣いが面倒になった。
- 自分自身の収入に余裕がないからです。お年玉をあげないのは大人として情けない気持ちでいっぱいですが、ないものはあげられません。
- また自分の生活に余裕がないのに、人の子供にまで物や金銭を贈ることができないため。
- 親戚付き合いなどはもともと好きな方ではないし、自分が結婚して子供を欲しいという願望もないため誰にもお年玉をあげることはありません。他人にお金をあげるくらいなら、自分のために使いたいと思います。
- こどものいる夫婦にお年玉をあげないのは親戚同士で話し合って決めたので。
- 自分中学時代から子供を作らないと決めて生きてきたので一生もらうこともないから相手にもあげない。
- 年収が低く自分が生きていくのに精いっぱいだから経費で落とせないお金を他人にあげることはできない。
- 普段から子供のいる夫婦と一緒に食事をする、一緒に外出するなどの付き合いがないです。親戚でも正月に会うことはないので。
- お金ではなく、相手の欲しいものや便利なものをあげるようにしているからです。お金を直接渡してしまうと、相手の夫婦に気を使わせてしまうと思っています。
独身・子なしでもお年玉はあげるかについての考察
独身・子なしでもお年玉はあげるかについては
7:3であげる人が多い
という結果になりました。
あげる・あげない理由で多かったものをまとめると・・・
あげる理由で多かったもの
- 正月に親戚に会ったらお年玉をあげるのは礼儀・義理だと思うから
- お年玉は気持ちであげるものでお返しを期待してあげるものじゃないから
- 自分も子供の頃、子供のいない親戚からお年玉をもらっていたから
- 周りがあげてるのに自分だけあげないわけにもいかないから
- 正月のお祝い事だから・子供がかわいいから純粋にあげたくてあげる
あげない理由で多かったもの
- そもそも正月に親戚と会わないのであげる機会がないから
- 普段から子供のいる夫婦との付き合いがなく、親戚とも会わないから
- 収入が少なく、自分の生活で精一杯のため
- 独身であげることはあってももらうことはないのであげないことにしている
- 自分の親族にはあげるが、友達の子供にはあげない
- こちらがお年玉をあげると、相手にお返しどうしようと思われて迷惑になると思うから
あげない理由の人に半数近くいて非常に多かったのが、
そもそも正月に子供のいる夫婦と会わない、親戚とも会わない
という人です。
独身の人は正月も実家に帰ったり、子供のいる夫婦と一緒に過ごしたりしない人が多いからそもそもお年玉をあげる機会がない、という人が多いようですね。
そういう人の場合はもし正月に子供のいる夫婦と会ったらお年玉をあげる人が多いでしょう。
中にはお年玉をあげたくないから何かと理由をつけて正月に実家に帰らないようにしている人もいるかもしれませんが(笑)
また親族の子供または兄弟の子供にはあげるけど、友人の子供や親しくない親戚の子供にまではあげない、という人も多かったっです。
もし仮にこの
- 普段正月実家に帰らないけどもし帰って親戚の子供に会う機会があったらあげる
- 友人の子供にはあげないけど親族の子供にはあげる
という人もあげるにカウントしたら8:2もしくは9:1くらいであげる人が優勢になるくらいになりそうです。
つまり、自分に子供がいるかいないかはお年玉をあげるかあげないかとは関係ないと考える人が圧倒的に多いということですね。
ただやはり収入の問題であげたくてもあげれない、自分の生活で手いっぱいであげる余裕がないからあげたくないって人も少なからずいますし、自分はもらえず一方的にあげるだけなのが嫌だからあげないって人も一定数います。
しかしあげたらあげたでお返しの問題もあります。
参考:独身や子なし夫婦からのお年玉にお返しは必要か?100人に聞いてみた
ただ圧倒的多数派はあげる派なので、どうしてもあげる余裕がなく仕方ないわけでもない限り、あげておくのが無難ですね。
独身の私ならどうするか?
実は私も独身です。
でも姉が3年前に結婚し、妹は来年結婚します。
姉夫婦はそろそろ1人目の子供が生まれるそうです。
なので私にとって初めて甥や姪ができてお年玉をあげる機会がそろそろ来ようかな、というところです。
で、私はそうなったらどうするかというと、
正月に会ったらあげる
正月に会わなっかったらあげない
ということにしようと思ってます。
実は私の本業はポーカーで拠点は海外なので、正月に日本にいるとは限りません。
でも海外を拠点にする以上、日本に帰るとしたら実家。帰るタイミングとしては正月かな。ってなるとあげることになりますね。
あげることに対してどう思うかについては、姉や妹の子供なら普通に抵抗なくあげてもいいと思ってます。
身内の子供って時点で多少なりともつながりを感じますし、成長を見守りたい気持ちはありますからね。
それに私が子供の頃も、父親の弟とか、独身でしたがお年玉普通にもらってました。
やはりお年玉は独身だからあげないとか、子供がいないからあげない、というわけではないかなと思います。
ただ姉の夫の兄弟の子供とか、妹の夫の兄弟の子供とかになると、話は変わってきます。
全然面識ない夫婦の子供にまであげたいとは思わないですね。
まぁ私が実家に帰って会う機会があるのは姉や妹の子供だけだと思うので、今のところ気にする必要ないですが…。
あとは友達夫婦については私非リアで友達いないのであげる機会ないですが、もし正月にたまたまそういう機会があったらどうするかは正直難しいですね。
普通正月に友達の子供と会う機会がないのでそもそもお年玉を友達の子供にあげることは考えたことがありません。
でももしその友人と子供も含めて仲良かったらあげてもいいと思うんじゃないかなとは思います。
大して仲良くなければあげないと思います。
結婚しない・子供を作らない人が増えてる時代のお年玉について
最近は結婚しない・子供を作らない人が増えてます。
生涯未婚率は
60年代、70年代で1〜2%
80年代で3〜5%
90年代で5%前後
2000年代で10%前後
2010年代は20%近く
とここ最近急激に増えています。
2020年以降は4〜5人に1人は生涯独身になるでしょう。
結婚せず、子供がいない人はお年玉をあげることはあってももらうことはありません。
これは不公平でしょうか?
私自身も現在独身で将来結婚するかわかりません。
で、お年玉や結婚祝い、出産祝い、入学祝い等はあげる一方の立場になる可能性が十分にあります。
ちなみに兄弟・姉妹間の場合、各お祝いの相場はざっとこんな感じ。
お祝いの種類 | 相場 |
---|---|
結婚祝い | 5〜10万 |
出産祝い | 1万円前後 |
入園祝い | 5000〜1万円 |
入学祝い | 5000〜1万円 |
子供一人当たりのお年玉 | 9万円 |
合計 | 16〜22万円 |
お年玉が一番高額・・・ですね。
そして子供一人当たりのお祝い金の合計金額は安くて16万!
これが兄弟の子どもの人数分かかります。
ってなると合計金額は子供3人で軽く50万くらいになります。
これだけの金額をあげっぱなしでもうらうことはないとなると確かに子供がいない人が不公平だと感じるのも無理はないですね。
ただし、独身と子持ちでお金がかかるのは圧倒的に子持ちです。
子供一人を成人まで育てるのにかかる費用は安くても3000万です。
3000万に対して16万と考えたら高いとは思わないですよね。
子育てにはこれだけのお金がかかることを知れば、独身の人が子持ちの兄弟姉妹の子供に多少のお金をあげることもそれほど抵抗はなくなると思います。
私も独身ですが、子育てに安くても3000万もかかるとは…。
しかも子育てするならマイホームも必要なので
子供の数 x 3000万 + 3000万
かかる計算になりますね。
- 子供が1人なら6000万
- 子供が2人なら9000万
- 子供が3人なら1億2000万
です。
ちなみにこれは全部公立・国公立大学に行かせる場合の一番お金がかからないケースの金額で、私立だったり大学院まで行く場合はさらに金額が上がります。
子育てにこんなにお金がかかることを知った今、お年玉をケチろうという考えは完全になくなりました笑
私にお年玉をあげる機会が来たらなんのためらいもなくあげようと思います。